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超久しぶりに 嵌った・・「疫病神」 浅田作品とは一味違う 関西テイストな バディ物語
何処かで 記述しよう・・と 想いつつ
超ドタバタな 本シーズンに入ってしまった

突入前に あの日から
読書タイミングを 待っていた一冊を 取り寄せた


疫病神  黒川 博行

帯のキャッチフレーズ
「あかん もう 朝や」・・・ 実際に 体感したのが
シーズン入り前

徐々に 浜も動き出していく中にて


実は 先の 地中アーシング期間 終了までに
全シリーズ読破 してしまった位

この 二人の男の キャラ設定
桑原 = 暴対法成立以降 見かける事は極端に減った 超イケイケ極道
     けれど 知性はとても高い

二宮 = 親は 桑原と同組織の 上級幹部だったが 本人は 堅気・・けれど




この 二人の こってこっての 大阪弁での掛け合いに
読書中に 余り 体感した事がないが
声をだして 笑ってしまった事 多々

ストーリーも 良く練られて
この疫病神は 産業廃棄物処理場建設に絡む 大手建設会社の派閥争いと
その派閥双方が 空気を入れた 組筋との 七転八倒の中に

上記二人が 

二宮 = 疫病神である 桑原に 巻き込まれ
桑原 = 二宮を 厄病神呼ばわりしながら 更に 巻き込む

日々 だべぇ の ゆったり イントネーションの言語圏で 暮らして 3年目

そうだべ = そうだがや 又は そうやろ(少し関西)
〜するべ = しよまい 又は しようや(少し関西)

言葉の持つ イントネーション渇望まで
物語と共に 埋めてくれた この シリーズ 1冊目のお陰で?

案外睡眠時間も 削り
半時化日などは WEBにて


全作品を 見終える事となった ・・

浅田作品にも こうした バディものがあるが
やはり 東京言葉(物語は 素晴らしいですよ!)

けれど 前編 コテコテの関西弁で
疾走する このシリーズ 2016年 最高の娯楽読書となり
膝完治道中の ハウス生活での 消沈も 幾度の無く 鼓舞してくれた
思い出まで リンクしてくれました

また 何処かで 次作(当然 これも最高・・・ どうせなら これを映画化して欲しかった)
国境 上下を 記述します

時化日の今日 再び ゆっくり 再読しています 笑))

娯楽読書も 心の栄養!!
 
| 渡辺一連 | 18:33 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門 ・佐藤優 「知」を段階的に手放す為に
昨年どおり 図書館通いが始まりました

有料Blogを運用していく上で
にわか知識の切り売りはしたくない
過去に失敗した 会社・・ その後移住から
このBlog開設には 饒舌さや 体験を伴わない知識?ではなく
体験をベースに
検証をベースに
多忙な方が 読んで貰う事で 少しでも 時間などの投下を短くして
「エッセンス」を手にしもらいたい・・・
そうした 想いを(理想)を 想念と共に現実化させていく運営なので
「知」の総量は 出来るだけ 持っておかなければ・・との 自覚があります
理想先行だった 昨年の戒めも 堅く 固く 自分内面を日々のワークと共に
昇華されつつ・・

けれど 昨年とは違うのは 「知」との触れ合いは 溜めるのではなく
手放していく為・・と 今年全般体感してきた シグナルに沿って
「書物」との向き合い方を変えて 取り組みを始めました



読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門
佐藤 優 


「知」の巨人としての ニックネームのある 佐藤氏
鈴木宗雄事件で 名前を知っている人も多い
元外務省の分析官(インテリジェンスの世界)



ノンキャリアで ロシア担当に登りつめた 彼の分析は
少し キリストマインド的で 全て 鵜呑みには出来ない部分もありますが
メジャーメディアでは 裁断を誤る 現場に即した国際情勢の分析は 移住後
ずっと こちらを見ています


今年の読書を始めていく前に 肩慣らしの作品は既に
数冊読み終えてきましたが
折角 1年を「動」と「静」に分けれる リズムが出来上がってきた大切な今年以降
本を読み 意識に栄養を・・を しっかり 深く 見つめていくと
栄養のバランスがとても大切(心身同様 肥満は不健康)
身体にとって一番 負担が掛かるのは 「溜め込み(滞留)」
心身一如のワークを継続している身として 根底から 「読書」を見つめ直すために
この一冊を手にしました



専業作家であり 国策を左右するレベルでの ロシア分析官(国策で葬られてしまいましたが)
そんな「知」で武装し 戦ってきた男の 読書への 想い 方法は
とても 学び深き一冊となりました



起業時代 速読にて ビジネス〜それに関わる啓発系の本を
1年100冊ペースで 読んできてみて
「速読」には 知識を蓄えたい・・と言う 欲望の質が多く纏われていた事を
その後知り終えた自分ですが



佐藤氏の 「速読」と「超・速読」には その考え方を少し
是正してくれる ヒントが含まれていた
それは
熟読に至る 一冊を精査するための 「速読」と「超・速読」でした
都会エリアの図書館に比べれば 少し 保管冊数が・・凹)の
当地の図書館ですが
ここから先 死ぬまでに 読み終えれるか?と 聞かれれば 答えれない
冊数はあります



佐藤氏は 図書館は余り お勧めしない立ち居地
何故なら 読む=ペンを入れ 囲いをつけて・・(第一読)
囲い部分の複写と 自身が感じたものをノートへ(第二読)
特に巻末に意識に向けて 最終の読み上げ(第三読)・・と
彼の読書方法は 本を 汚していく=自分のモノにしていく アプローチゆえ

自分は 既に テーマを手にして 生き方 在り方を根底から切り替えた
今年
手にする本が 熟読に至るのか? その前段階の技法をこうして
学べた事が 数年先を作っていく事を 感じています

彼の持論は 一冊の本を熟読して手にした知識が 生かされ
思想化されるには 大体 半年位掛かる事
合わせて 昨年から講演でも多く発言している
大学入試問題に関わる 高校レベルの教科書と参考書の熟読

これらは タイミングを見計らって 取り組んでみたい
自身以外のテーマとして この一冊を読み終えました

書物そのものは、君に幸福をもたらすわけではない。
 ただ書物は、君が君自身の中へ帰るのを助けてくれる」


ドイツの詩人の言葉と共に
「経営」継続のBlogへ 繋がる 読書の季節に入って行きます!

一人でも多くの読者様と 繋がって行ける事を
希求しつつ・・・

友愛合掌

 
| 渡辺一連 | 09:52 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
時流が時流なだけに 渾身再読・・・「アジア無頼―「幇」という生き方 」 宮崎 学
自身が献身してきた 武道は 少林寺拳法
祖師が 満州を特務員として 渡り歩く中 北派・義和〜云々・・と言う
創設の流れは 四国での2年間 様々な 講習にて学んできた流れ

現在に至るまで 全ての既成宗教団体への 懐疑を持っているのは
別に 釈尊の源流的 教えに 武道を通して 傾倒しているのではなく

卒業後〜更に 深究(初のインド入りした頃は まだまだ探求)へと
意識が 「禅」へと 向いていく中
祖師達磨大師 から 学びを深め 群集の中で 群集と同一化しない事・・・
これが まず 「禅」の 骨格として 移住に辺り その部分を継続して
俯瞰・実行しつつ 今に 至っている



アジア無頼―「幇」という生き方 宮崎 学  (著)

世論は 嫌中 真っ盛り・・
為政者は しめしめの 高笑いで 劣等国程
「情動」に 簡単に流されて 最終は破滅・・と言う 古の真理を
現在も メディア総動員にて 行っている昨今



出身武道時代から 「義」と「幇」
そして 無欲で献身的な「情(掟に基づいて)」に関しては
自身の目標イメージと 現実の乖離にて 何度も 手放しそうになった事も
あったが

若き時代に 建てた 目標に関しては
幾多の 軌道修正を繰り返しながらも 現在も 脈々と 「気概」だけは
全身を巡っている



数年前 多分?インドネシアかバンコク辺りで
さらっ・・と 読んでいた一冊が
今回の 再読にて 現在の世相の 極端な歪み
アジアの中での 日本・・ e.t.c.を
再度 自身の学んできた(アジアで奮闘した起業時代を含めて)
体験と 合わせて 再点検しています



そんな中
良いタイミング(これを 共時性と 年始から体験を経て捕らえている)
で再読に至りました

まず この実在で 唯一(事実なら 少林寺開祖を含めて二人目?けれど口外無用の組織のため
真実は分かりません) の 幇継承者日本人の 手記を基にした 
ノンフィクション作品であるこの一冊は

中国の 荒さ けれど
その民族の中で 重視される 「仲間意識」「プライド」等
時計の針を 巻き戻せば 戻すほど
若しかしたら 文明開化以前の 日本
若しかしたら 敗戦以前の日本?

気高き意識に関しての 類似性を 多く 発見させられての
再読となりました

「志」の大切さ
生き抜く力

インスタント・コンビニ
パッケージング社会が どんどん 加速度を増す中で
その反対極を生き抜いていった 一人の名も無き 日本人から
学ぶべきものが とても 多かった一冊となりました

MADE IN JAPANが闊歩していた あの時代から
既に 3.11を経て 国の勢力が衰退へ 変わりだしている事を
認知しつつ アジアの中の日本を 考える際

このノンフィクション作品から 得られる「気概」は 
近未来 どのタイミングかは 天の采配としても 樹になる種として
育んでいける質として・・ 読み終えました

オペレーション隣国憎悪
この スタートと 現在の立ち居地を 再度 考察したい人には
お勧めの一冊として 記述を終えます

親愛合掌
 
| 渡辺一連 | 10:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
冬は 図書館通い・・14冊目は 森巣〜浅田で学びを得ての 山本一力「にこにこ貧乏」

思考には 連動性がある・・・
年明け以降 現在進行形で 内観をしつつ
相対(総体も)を 俯瞰しつつ どんどん そのプロセスが
理解へと 達しつつある・・・

そんな中 浅田祭中の 森巣博氏の 新作・・・・
の心の内部の流れを経た後

実は 良く似た 「失望〜断読」の 作家を 思い出し
少し 肩慣らしを 含めて こちらも 約5年ぶりに・・・・



にこにこ貧乏 (文春文庫) 山本 一力  (著)

山本一力作品は 江戸時代が主軸になっている
人情
風情
食・・e.t.c.

相当数の 著作を読んでいたし
好きな作家だった(この一冊までは完全過去形)



昨年 ・・・とある日に
報道番組に出演し 饒舌に 社会問題を語っている 一力氏を拝顔した時
とても その雄弁さ?に 閉口させられ
文面から 感じ続けてきた 敬愛の心が霧散してしまった

たった それだけ・・・・



ワシントンハイツの旋風
人情屋横丁  など 江戸時代以外のエッセイ
(この時期は 面白い事に 浅田作品から カッシーノ事件以降離れていた時期と重なる)
・・までも 手にしていた位 好きな作家だったのだが

あの饒舌さ・・が どうしても・・

こういう 勝手な嫌悪感や
決め付け・・ こうした 負の遺産的 自分のマインドを是正している最中に
森巣氏の作品〜浅田作品休眠・・時期の 歪なマインドを 回想し終えて

肩慣らしに 一度でも 敬愛の念を感じ
江戸から 人情から 心の滋養を得ようと・・・ 読み耽っていた作家に
もう一度 年明け以降の自分が 何を?感じるのか?

そういう 何時も通り ヤヤコシイ・・
けれど 至って本人には 至極真面目なアプローチにて
久し振りの 一力作品を 読み終えました

高知から単身上京・・ 新聞配達少年 〜 高度成長期 旅行業界&海外

一力氏の バックボーンも 読み 感じ 学ぶには
昭和テイストを 含め 人情ベースの江戸下町物語以外でも とても 多い・・・



このエッセイ集中にも 初めて食べた 10円すしの物語に
昭和時代(自分は 想像となりますが)を想い浮かべ
 
この今こそ 必要だ・・ では
先の震災にも関連する 氏の 提案 
それは
「国民全員が 平時に 毎月10円ずつ 震災復興費を出し合う」
江戸時代の 相互扶助社会と
現在の 効率化?(人より金 金より 建前・・・)の 対比部分も含めての
エッセイ等は

あぁ 決め付けだけで 読まない・・と 決めていた
けれど 浅田祭&森巣氏の新作・・の 流れがなければ 決して手にしなかったなぁ

意識の敏感さは 連動性を 伴い
気付けば 気付くほど 取り逃がしてきた
きめ付けにより そうした機会喪失(だいたい悔やむ方)・・ してきた事を
こうして 気付かせてくれている

たかが読書
されど 読書

神(人格化されていないものです・・・自分には)は細部に宿る

気付きは どんどん 新しさを
現在掃除を行っている 旧・マインドスペースに 新しき質のエネルギーを
こうして招きいれてくれる事を 
読書と 共に 体感させてもらえました

「静」の 時期に 深き謝意を
もう直ぐ 迎える 「動」の時期の 糧として・・・・

瞑目合掌

 
| 渡辺一連 | 07:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
冬は 図書館通い・・13冊目は ・・・・「コカインキッズ」麻薬ビジネスの青春

残り少なくなってきた 冬季の読書〜思惟の時間
現在も 絶賛浅田祭は 継続中ですが
他にも 最読本を含めて 乱読を 続けています 苦笑)

今回は 少し 日本では非日常・・的なジャンルである
この一冊・・



コカイン・キッズ―麻薬ビジネスの青春 

人口一万人を切っている 自分の町の図書館に
どういう経緯で この本が 棚に並んだのかなぁ?
そんな興味と共に 1990(厳密には80年代でしょうが)
年代に 米国〜世界中を虜にした この アルカロイド薬品



貧困から抜け出したい
刹那の一攫千金で TVで見ているような 派手な生活をしたい・・
色々な 経緯を経て ディーラー(売り子も 元締めも レポートされています)に
なっていく 少年たちを



日本では ここ最近絶滅危惧種である 「ジャーナリズム」の
視点と共に 危険な世界を 時に生活を共にしながらの実体験記述・・・

「薬物 = だめ絶対 & 悪」 ・・という 単一視点ではなく



最近 日本で 欠落している
「何故?」という 問いと共に とても フェアに この世界を
淡々とレポートしている 一冊でした



初期には 科学的処理の 少ない 上質なコカイン・・から
90年代に 見ていた この映画の様に 希釈し 毒性・中毒性が
一気にあがる 「クラック」へと 何故 マーケットは 変貌したのか?



ヒスパニック系や アフリカンアメリカン系(未だ日本では 黒人と 平気で記載する
無意識レイシズムが 無自覚に横行していますが凹)の少年たちが
社会的成功を 手にする為に 

薬物快楽 と ビジネス・・の 狭間で 悩み 努力していく様は
超・格差社会(日本の近未来)考察に 考察の種を得ることとなりました



ドラックディーラーに なるか
USアーミーに 入隊するか?

貧困からの脱却・・・
これ 米国の事だけとして 読むことが出来なかった
年明けの PMC関連ニュースと共に・・



クラック大ブームから アンフェタミン(日本の覚せい剤亜種)へ
2000年に入り移行し 現在は 5州が 大麻の合法化に踏み切った米国

幼稚な 「駄目・絶対」・・という 思考停止型社会と
現状を如何に 自省と共に 改善していくのか?

元鬼畜米英思想の 自分が 2012年頃から
米国を 出来るだけ 情動(何せナパーム絨毯爆撃〜火炎放射器〜二発の原爆で
市井の市民を 大量殺戮した国ですから・・)を 排除しつつ

超大国 〜 衰退 〜 そして 自省から 新米国への 移行期・・として
観察していくと 対称軸としての 日本も 違った視点で見えてくる気が
この一冊を 読み終えて感じています

読書の日々
もう少しで かなり ペースが落ちてしまうので
貪欲に 継続中です
| 渡辺一連 | 13:31 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
2014年冬は 図書館通い・・・今年3人目の作家挑戦 「左手首」 黒川 博行
雪が 現時点昨年より 多い このエリア・・・
雪読は 続いています



左手首 黒川 博行  (著)

この 今年 3人目の作者の ユニークな所は
「グリコ・森永」事件の 犯人と 疑われた事・・・を
何処かの レビューで 読んでいて 気になっていた
先ず 一冊目で 狙っていたのは 作者代表作・の
「厄病神」シリーズだったが 図書館には見当たらず・・・



どんな 感じかな?の
打診読みには 最適な 短編ルノワール集を見つけたので
借りてみた


よくよく 裏社会を知っている・・・・なぁ の作者ならではの
関西の謀巨大任侠団体やら 産廃やら
「押し込み」やら・・が 含まれている 短編集



関西弁が 多用されている事も
道南に来て 名古屋以西の言葉に 飢えていた自分を 満たしてくれた

タイトルの 左手首も
帳尻 や 解体・・も

浅田作品の 短編 「鉄道員(ポッポや)」の様に
再脚色すれば 下手な サスペンスドラマ 2時間ものに
(ちょっと 18R確定な ストーリーですが)
仕立てられるだろうなぁ・・と 読書中感じ・・ 更に・・



香港・台湾系の映画人なら
この 7本の短編 どれを 映像化しても



後に ハリウッドが リメイクした この作品の様な
タッチで 仕上がってくるような 気がしています

ちょっと TVサスペンスじゃ
この作品の 灰汁の強さは 制約上表現出来ないだろう・・勿体無いなぁ

どぎつい 裏社会のモノガタリですが
一気に 引き込まれ
「あぁ なるほど・・」 も 多々・・の 楽しめた一冊と
なりました



 
| 渡辺一連 | 18:07 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
2014年冬は 図書館通い・・・一冊目は「ストロボ」真保 裕一
移住時に かなりの冊数の本を整理したはずだが
既に 本棚が スペース不足・・

どうしてもの 本は 手元に置きたいが為に
購入を続けているが 収納は臨界点の様な気がしてた

そんな中 ご縁を頂いた図書館通いを
始めている・・

今回は 「黄金の島」で 一気に読んでみたい作家・・となった
真保 裕一 さんの 2作目を・・



ストロボ    真保 裕一 

この作品の 最大の特徴は
起承転結・・・が 逆から始まる事

この不思議で 初体験の触感と共に 一気に読み終えた



壮年になりかけた 主人公のカメラマンが
時間を逆行させて・・の ストーリー構築は
今までの 読書で感じられなかった 意外性に富んでいた



40代から20代へと モノガタリは 逆行して行くのだが
この構成や 
「あぁ ここで こうなったのか・・」と
巻頭に戻って行く 愉快さ

触感は 違うが



何故か 読書中 この映画を 何度も
思い出していた・・・

20代の 主人公が プロカメラマンへと・・
この章には 「学生運動(これで時代も分かる)」や
一枚の写真を 撮る為に 主人公が 無理をし
自然を 不自然にしてしまった ・・ 辺りは 一気に引き込まれました



マルチ・タイム・フレーム

そんな 面白い構成は 
中々 体験できない取り組みだと思います

お気に入りの作家さんが 又 一人増えました

 
| 渡辺一連 | 16:32 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
今年二人目の作家挑戦・・・「黄金の島」 真保祐一(下) 一気に読み上げる事となった 秀作ストーリーライン




黄金の島(下) 真保 裕一 (著)



前回の (上) からの 続き・・・





訳あって 海外逃亡・・
あの業界なら ありがち 
しかし その当時なら マニラ・ルソン島・バンコク
金があれば リッチにハワイ??

けれど この主人公は そのバンコクでも
刺客に狙われ 未踏の地ヴェトナム・ホーチミンに潜伏・・




シクロのりで 「未来を作る」 若者グループと
細い線と点が繋がり出し

汚職警官やら ヴェトナム(ハノイ)独特の倫理観やら
その狭間で 「未来を作る」若者達は 若さと 知恵を・・・・



終盤に向かうと
この主人公が 元船乗り・・と言う設定が 生きてくる

密航費捻出の為に 夜の街にたった
定食屋の娘・・ 一緒に彼氏も・・だが・・・


(何故か この映画が 頭に浮かんだり・・これは 映画より
 原作の方が 濃密でしたが・・)

この辺りの 「昭和テイスト」も 中々

上巻で 火がついてしまい
下巻は 一晩 朝まで・・ 一気に・・・

こんな読書は 久しぶりの 秀作
良い作者と こうして巡り合えると
読書の楽しみ方の 幅も広がってきます・・・ね 笑)
 
| 渡辺一連 | 10:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
今年二人目の作家挑戦・・・「黄金の島」 真保祐一(上) ホーチミンやバンコクでの日々を思い返しながら
2014年 夏季は 完全焼却の激しい夏となったが
全般的には ここ数年レベルの読書量に戻ってきた年となった・・

中でも どちからと言うと 作家を気に入ると
過去の村上春樹(新作を除く全て読破)氏や 浅田次郎氏等
一気に 買い集め 読み漁る・・・そんな傾向を抱えていた

年初に 著書としては初めて・・
過去には 戦国自衛隊の原作者として名前は 記憶に残っていた作家の
半村良氏 作品を 初めて読んだ

久しぶりに 新しい 取り組みとなったし 学びも歴史回想も含め
深き一冊
 お勧めしておきたい 一冊ともなった・・・
本棚の関係上 「読み漁りの癖」・・は 是正しながら・・・

さて そういう流れからでの
二人目の 作家は



黄金の島(上) 真保 裕一 

真保氏となった

ベトナムものの物語は エッセイも含め 開高健氏
作品しか 体験していないし 知の巨匠の表現力を
超越してくれた作家は 表現力と言う面では 未だに居ない・・



今回の作品は 在・ホーチミンの方のBlogでの
紹介文が とても 気になり・・ 
そんな珍しい流れでの 挑戦となった

この真保氏の 代表作?が こちら
(映画化されれば 代表作と言う意味ではないが・・)



緻密な 環境設定等
「細かさ」を 感じさせてくる作家・・・

本の内容は ?
まぁ アマゾンのレビューもありますし・・ 割愛



日本から 逃げ出した 主人公が
バンコクへ ・・ そして ホーチミンへ・・・
偽造パスポート取得を経ての この越境が とても スリリング



癖のある 在・ホーチミンの日本人コンサルタントや
日本の任侠組織(バンコクに高飛びの時点で どの系列組織がモデルか
にやり・・と してしまいましたが)の しつこさ



2度の滞在を経てきた ホーチミン市内に
潜伏していく 主人公



あぁ あそこ 行ったなぁ・・ とか
次回は 行って見たいな・・ など

読書 + アルファの 楽しみが出来た事も
珍しい スタイルだった

バンコクの定番 カオサン(何度もバンコク入りしているのに 行った事のない場所)で
元任侠の男が バックパッカーに紛れ込んでいく
この シニカルな 流れも 充分楽しめました

きっかけは 新しい取り組み全般の キック
普段読んでいた Blogから こうして
新しい作家に巡り合え とても 有意義な冒険読書を楽しめました

又 下巻・・ へ・・・・
| 渡辺一連 | 08:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
「今目の前に控えているもの」・・・・そんな 薄ら寒い自覚を持たされた読本「銃口(下)」
少し 読み始めるまでに 時間が掛かっていた
上下巻だったが 上巻の中盤位(日本の急加速での軍国化)から
現状日本との 対比を踏まえ 読書力が やっと高まった・・・



上巻・・ から・・・・

自分の師のような 教員になりたい・・
その一心を 純真に貫いて 教壇にたった主人公だったが



現行の 秘密情報保護法も 多くの 言論統制の危惧を
含んでいるが

このモノガタリは 実際に 起こった出来事
「北海道綴方(つづりかた)教育連盟事件」・・が 盛り込まれている
実際に 日本では こうした 国民統制を 起こってきた歴史がある



著者は 女性クリスチャンである分
満州 〜 帰国への 後半部分も 含め
「優しさ・愛」に関して

自分が読んできた作家からは得てきた 手応えとは
違う 「柔らかさ」を 感じる事となったが
(良く考えれば 女性作家を読むのは 始めてだったような?)



歴史の検証や 当時を体験した来た様々な人達の
緻密なインタビューが 

フィクションを ノンフィクションのように
感じさせられた 秀作でした

先の見えない 福島原発
異次元の疲弊経済の日本と 何故か 又一人勝ちに向かおうとする
宗主国・・・の 植民地故の アンバランス

転と線が繋がる時・・・・

この上下巻は
年明けの 戦後復興の モノガタリとは違い
とても 現実味と 近未来を想定させられるモノガタリとなりました


 
| 渡辺一連 | 07:01 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
 
時代は免疫力UP ちょっとした取り組みで心身アンチエイジングも付録でついてきます!!貴方の日々を 「言霊の光」で包む 13の我流禅語

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マスコミが マスゴミと 言われる理由を垣間見れる作品です 日本人は思考停止したのか?

Recommend

蒼龍 (文春文庫)
蒼龍 (文春文庫) (JUGEMレビュー »)
山本 一力
2009年度 読んでよかった「本」
TOP3確定本
現代の視点からでも 武士がいた頃の
暮らしには 照らし合わせうる「エッセンス」多く内在されいる
読み終えて 力漲る 蒼龍
知恵・人情溢れた 「節わかれ」
「長い串」など オススメします

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走ることについて語るときに僕の語ること
走ることについて語るときに僕の語ること (JUGEMレビュー »)
村上 春樹
約一年で主要タイトルを読破して辿り着いた一冊 「村上春樹」と言う 世界が認める才能のエッセンスに触れることができる一冊です

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蒼穹の昴(1) (講談社文庫)
蒼穹の昴(1) (講談社文庫) (JUGEMレビュー »)
浅田 次郎
「志」与えられるモノではなく 心が紡いでいくもの・・・ 糞拾いの主人公が
織り成す壮大な歴史ドラマです 浅田作品の中でも一級品と言われる理由 読めば解ります

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Z
Z (JUGEMレビュー »)
梁 石日
何処までを フィクションとして読んで良いのか(特に前半)考えさせられる一冊
アジアの中の日本を再考察させてくれます

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シェエラザード〈上〉 (講談社文庫)
シェエラザード〈上〉 (講談社文庫) (JUGEMレビュー »)
浅田 次郎
戦時下で考える 人間の尊厳とは? フィクションとは思えない 重厚な歴史小説であり 泣かせる浅田節も さらに読み手を引き込みます

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闇の子供たち (幻冬舎文庫)
闇の子供たち (幻冬舎文庫) (JUGEMレビュー »)
梁 石日
出口の無い物語 しかし アジアの何処かの国の 物語・・・と言っても 実際日本も戦時中に 同じような事をしていたのでは?

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新しい天体 (光文社文庫)
新しい天体 (光文社文庫) (JUGEMレビュー »)
開高 健
40年前の日本にタイムスリップ

食を通して 政治・人・文化を

ブラックユーモアを交え 食べ歩く 開高節 炸裂の一冊

1970以降に 生まれた方必見です

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聴くだけで願いがかなう魔法のメッセージ―お月さまが教えてくれた
聴くだけで願いがかなう魔法のメッセージ―お月さまが教えてくれた (JUGEMレビュー »)
片岡 慎介
ただ 流しておくだけ・・・
BGMとしても 読み物としても 有用な一冊です
月と地球の関係は 読み終わると すっかり 理解出来ますよ!!

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兵士に聞け (小学館文庫 (す7-1)) (小学館文庫 (す7-1))
兵士に聞け (小学館文庫 (す7-1)) (小学館文庫 (す7-1)) (JUGEMレビュー »)
杉山 隆男
ここ数年で更に注目度が上がる存在に・・・ 文中の初POK派兵や 奥尻島の災害救護など 兵士からの視点 自衛隊員の本音が 伝わってくる傑作です

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戦争の克服 (集英社新書)
戦争の克服 (集英社新書) (JUGEMレビュー »)
阿部 浩己,森巣 博,鵜飼 哲
追米が これからの 日本にもたらす物・・・
戦争と言う行為の 意味を
しっかり 考える事の出来る
お勧め本です
怪人モリス氏 敬愛します

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非国民
非国民 (JUGEMレビュー »)
森巣 博
人は落ちこぼれる・・そんな嘆きを聞いた事があるが 「一体何から?」 何処から
落ちこぼれたのか? しがみついている物を 一度整理してみては? この本は 「非」では ない 国民が主人公となってます

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ベトナム戦記 (朝日文庫)
ベトナム戦記 (朝日文庫) (JUGEMレビュー »)
開高 健
独特の視点 食や小物に関してのウイット そして この人の視点からの ベトナム
脱日本人的なスタイルでありながら 正統派でもある 作者を愛してます

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人生と投資で成功するために 娘に贈る12の言葉
人生と投資で成功するために 娘に贈る12の言葉 (JUGEMレビュー »)
ジム ロジャーズ
世界を2周回った後 娘を授かった天才投資家
彼の視点は 全てのファンダメンタルに基づいており この先の動向を見据える為にも
読んでおきたい一冊です

「WHY」 静寂の音に導かれて・・・

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